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第2次補正予算は1.5次的補正の位置付けに

 野田財務相は14日の閣議後の会見で、菅首相から2次補正予算を編成し、7月初めに国会に提出するよう指示があったことを明らかにした。規模は10兆円を超えるようなものではなく小規模となる見通しで、財源については税収の上振れなどによる1.5兆円程度の2010年度決算剰余金などを充てることで、赤字国債や建設国債は増発しない方針のようである。

 特例公債法案の行方が不透明であることに加え、首相の退陣のタイミングなども絡んで、その後、本格的な補正予算への繋ぎのような補正予算を編成するようである。

 中途半端な規模といえど補正予算の成立までには時間も要する。本来であれば、これほど大きな災害を受けた以上、迅速な復旧、復興が求められるはずである。しかし、特例公債法案が政争の具にされたことや、首相の退陣問題も絡んで本格的な復興にむけた政府の対応は先送りされた格好になる。

 ここには復興に向けての主導権争いなども影響してこよう。今後の10兆円を超える規模とみられる補正予算をどのように配分するのか。ある程度のグランドデザインを描いた上で、被災地の今後も見据えた復興対策が求められるところであるはずが、利権争いなどが絡んできては有効的な活用ができなくなる恐れもある。

 日本人は我慢強いと言われるが、それでもこういった政府の対応に対しては異議を唱える必要もあろう。危機には危機の迅速な対応が求められる。それができないというのであれば、少なくともトップは早く交代して、状況を変えていく必要があると思う。

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by nihonkokusai | 2011-06-15 08:36 | 国債 | Comments(0)
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