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2012年のIMFと世銀の年次総会は48年ぶりの日本開催に

 国際通貨基金(IMF)と世界銀行の理事会は、2012年の合同年次総会を来年10月に東京で開催すると発表した。日本での開催は東京オリンピックが開かれた1964年以来、実に48年ぶりの開催となるそうである。

 年次総会は通常、2年続けてワシントンDCのIMF及び世界銀行の本部で開催され、3年に一度加盟国で開催される。前回2009年はトルコのイスタンブールで開催され、約1万3千人が参加した。2006年はシンガポール、2003年はドバイ、そして2000年プラハで開催された。

 来年10月の開催予定地は予定ではエジプトであったが、エジプトが今回の政情不安を理由に先送りする意向を表明したため、日本が年次総会を東京に誘致する方針を表明し、それが理事会で承認された。

 IMFのサイトによると、国際通貨基金(IMF)と世界銀行グループの年次総会には毎年、中央銀行総裁、財務・開発大臣、民間企業の幹部、学会の専門家などが集まり、世界の経済の見通し、貧困撲滅、経済発展、そして援助の有効性など世界的な課題について話し合われるそうである。

 経済金融に絡む世界の要人達が一同に会することで注目度も高く、日本政府が東日本大震災からの復興をアピールする絶好の場となりそうである。

 IMFはストロスカーン専務理事が5月19日に辞任したが、その後任には、フランスのクリスティーヌ・ラガルド経済・財政・産業相が有力視されている。IMFは6月30日までに専務理事を選任する方針を示している。

 これに対して、向かい入れる日本のトップは果たして誰になっているのであろうか。また、合同年次総会が開催される来年10月までに福島原発問題を含めて、震災復興に向けてどの程度、進展が進むのであろうか。

 今回の震災や福島の原発事故により、日本の動向に対しては世界が注目している。この来年の年次総会に向けてIMF加盟187か国も、日本の動向に注視してこよう。

 そのような時、首相が退陣するとかしないとか、党内の主導権争いなどをしている場合ではないはずである。来年になり、年次総会は日本で開催すべきでなかったなどと思われないためにも、この時期の無意味な権力抗争は早期に止めて、復興に向けて全力を傾けるべきときではなかろうか。


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by nihonkokusai | 2011-06-08 08:20 | 国際情勢 | Comments(0)
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