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「FRBの内規」

ブルムバーグは2日、FRBは今週のFOMCで、自主的に設けた米国債の保有制限を撤廃する可能性が高いと報じた。FRBは公開市場操作用口座、システム・オープン・マーケット・アカウント(SOMA)に2兆540億ドルの資産を保有しており、このうち米国債は8000億ドル以上を占める。FRBは保有比率の上限を各種発行済み証券残高の最大35%に制限している。追加緩和策を通じてSOMAの規模を最大2兆ドル拡大すれば、FRBは35%制限の修正を迫られる。

FRBは内規により「すべての発行証券について、銘柄毎のFRBの保有比率は発行残高の35%を超えない」としている。今週のFOMCの結果次第では、この内規に触れる可能性が出てきているようである。この内規は、ニューヨーク連銀のポートフォリオ管理担当者(SOMAマネージャー)とFOMCの協議により決定される。この内規は残存2年以上の国債が対象となり、国債の銘柄別としては期間別となっており、2~3年、3~4年、4~5年、5~6年、6年~7年、7年~8年、8年~9年、そして10年以上となっている。すでに銘柄によっては、内規の制限に近づいているものもあるようである。

日銀が保有する長期国債は銀行券発行残高を上限とする「日銀券ルール」も、やはり内規である。ただし、こちらの内規には銘柄別の保有制限とはなっていない。また、包括緩和策による資産買入等の基金による国債買入れは、この日銀券ルールとは異なる取り扱いとするとある。
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by nihonkokusai | 2010-11-04 08:37 | 国債 | Comments(0)
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