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「奇跡の救出劇に学ぶこと」

チリ、サンホセ鉱山での落盤事故からの救出劇は世界中に注目を集めたが、無事に33人の作業員が救出された。救助ルートの掘削やフェニックスと呼ばれた救助カプセルによる救出活動も見事なものであったが、それ以前に落盤事故から33人の無事が確認される17日間、大きなパニックも起こさず少ない食料で耐え続けたこと自体が大きな奇跡とも言える。それには33人の強靭な精神力とともに、現場監督による強いリーダーシップが発揮されたことが大きかったようである。

日本でのリーダーシップは、欧米のリーダーのようにグイグイと引っ張り上げるよりも、協調性を重視して発揮されることが多い。日本の首相がまさに典型的な例かと思われる。与党を束ねるには何よりも協調性が必要のようである。しかし、その分、欧米諸国に比べると国のトップの決断による意思決定がみられず、特に民主党政権となってからは、尖閣諸島での問題など、トップが何を考え何を指示したのかすらわからないような状況となっている。

いずれ日本でも財政危機が起こるであろう。このまま巨額の債務残高が増え続ければどこかでギブアップとなる。しかし、それまでに国民に理解を求めて大幅な歳出削減なり、消費税増税を決断しなければならない。それにはサンホセ鉱山のリーダーのような存在が必要となるのではなかろうか。今後のエスペランサ(希望)を少しでも見出すためには、この決断は早ければ早いほど良い。
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by nihonkokusai | 2010-10-14 14:53 | 国債 | Comments(0)
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