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「FRBの追加緩和規定路線化にブレーキかける」

フィラデルフィア連銀のプロッサー総裁(投票権なし)は、ニュージャージー州での講演で、デフレの「リスクがほとんどない」ことなどを理由に、FOMCによる一段の金融緩和には反対の意向を表明した。プロッサー総裁は「現時点での資産購入の拡大は、利点がほとんどなく、一定のコストが予想されるため、打ち出すべきではない」と語った(ロイター)。

また、ボストン連銀のローゼングレン総裁(投票権あり)はニューヨークでの講演後の質疑応答で、追加の大規模な国債購入は経済見通しや今後発表される統計内容に左右されるとの見方を示した(ロイター)。

ミネアポリス地区連銀のコチャラコタ総裁(投票権なし)は講演後の質疑応答で「いかなる量的緩和措置も、インフレ期待への影響はかなり控えめとなる公算が大きい」とし、量的緩和は利下げほど効果的な手段ではないとの見方を示した(ブルームバーグ)。

FRB当局者から市場での追加の量的緩和期待に対し、相次いで消極的とも見えるな発言が飛び出したのは偶然ではないとみられ、過度な期待を後退させようとの意思表示である可能性もある。いずれにせよ、FRBは早くても11月とみられる追加の量的緩和に向けて、まだそれほどコンセンサスがまとまっていないともみえるが、このあたりのさじ加減はなかなかうまいようにも感じる。さて、来週、日銀はどうするのか。
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by nihonkokusai | 2010-09-30 09:46 | 日銀 | Comments(0)
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