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「10年債は1.190%、1.185%がひとつの目処に」

 ギリシャの財政問題を発端とした欧州諸国の財政問題を受けて、欧州連合は10日に過去最大規模となる最大7500億ユーロ規模のユーロ圏支援基金と証券買い取りプログラムを公表した。また、1999年のユーロ発足以来、欧州の中央銀行が初めて国債の買入を実施するなど異例とも言える政策が実施された。デフォルトの懸念もあったギリシャでの19日の85億ユーロの国債償還についても、IMFなどの緊急融資により資金調達は可能となった。

 しかし、欧州での緊縮財政措置はそれだけ欧州各国の財政問題の深刻さを示すとともに、財政再建によりユーロ圏の経済成長を圧迫し、それが世界経済にも影響を与えるのではないかとの懸念も強まった。さらにドイツ政府が国債などの空売り規制を導入するなど規制強化の動きにより、リスク回避の動きが強まり、日欧米市場での株安を誘い、安全資産として円、さらに米国債・ドイツ国債とともに日本国債も買い進まれる結果となった。

 10年債利回りは昨年12月につけた1.190%と昨年1月につけた昨年の最低利回り1.185%がひとつの目処となる。ここを割り込むようだと1.1%台半ばまで利回りが低下する可能性がある。ただし、外部要因に振り回される状態が続いていることで、高値波乱となる可能性もあり注意も必要か。
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by nihonkokusai | 2010-05-21 10:44 | 債券市場 | Comments(0)
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