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「バーナンキFRB議長は公定歩合引き上げの可能性を示唆」

 バーナンキFRB議長の米下院金融委員会での証言の原稿で、近い将来に公定歩合を引き上げる可能性が明らかになった。米公定歩合は本来FF金利よりも1%高い水準に設定されていたが、資金繰り支援で0.25%程度に抑えられており、FF金利と公定歩合の格差について、バーナンキ議長は遠くない将来に拡大を検討するだろうと、公定歩合の引き上げを示唆した。ただし、この公定歩合の引き上げは、金融政策の見通し変更を示唆していると解釈すべきではないと議長は強調した。

 資産購入で供給した資金の回収策としては、国債などを買い戻し条件付で売るリバースオペやも金融機関から余剰資金を定期預金のような形で受け入れる制度を指摘した。そして議長はひとつの展開として、市場からマネーを回収後、準備預金の金利を引き上げて引き締めに動くという二段階の手続きを示した。

 FF金利は当面、指標としては信頼性が劣る可能性もあるとして、平時の金融政策の移行措置として、準備預金金利や、準備預金の量を操作対象にする可能性があると説明。これは準備預金の状況が正常な状態に戻るまでの措置とみられるが、その間、FRBの金融政策が微妙に変化することを示唆しているようにも思われ、今後のFRBの動向には注意が必要か。
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by nihonkokusai | 2010-02-12 09:19 | Comments(0)
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