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「国債の格下げよりも恐いもの」

 日本国債の格下げがいろいろと議論されているが、債券市場関係者にとり格付会社の格下げなどは、過去の経験から売りの材料として捉えづらい面がある。それよりも恐いのは、国内の買い手がもう買えないとバンザイしてしまったときか。

 もし、国内の買い手が引いてしまった際には、海外投資家に頼ることとなるが、そうなれば他国の国債より優位になるようにある程度の利回りが求められる。ただし、日本への信用不安による急激な長期金利上昇では、リスク回避から海外投資家はむしろ売ってきてしまう可能性が高い。

 最終的な手段としては日銀による国債直接引受か。ただし、それは財政法で禁じられた手段。禁じ手を使った際は、いっときは景気や物価にとり良い刺激となり、財政への懸念も後退するが、ブレーキをかけることはできずハイパーインフレを導くことは過去の歴史が証明している。
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by nihonkokusai | 2010-01-05 09:48 | 国債 | Comments(0)
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