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「2010年度予算での国債費は20.5兆円規模に」

 19日の日経新聞に、財務省は2010年度予算での国債費について、概算要求では21兆8933億円の計上を求めていたが、長期金利の想定を要求時点の2.5%から2.0%に引き下げることで、概算要求の21.9兆円から1.4兆円程度削減すると記事があった。ただし、削減されても20.5兆円規模となり、2000年度の22兆円程度、2007年度の21兆円程度に継いで過去3番目の水準となる。

 2009年度も概算要求から予算査定までの過程で、長期金利の想定を2.7%から2.0%に、2008年度も2.9%から2.0%に引き下げられ、国債費は2008年度が概算要求の22.0兆円から20.2兆円と1.8兆円程度、2009年度も22.4兆円から20.2兆円と2.2兆円程度減額された。

 2000年以降の年ベースの長期金利の推移を見てみると、2000年は1.530~1.990%、2001年は1.020%~1.630%、2002年は0.895%~1.570%、2003年は0.430%~1.675%、2004年は1.190%~1.940%、2005年が1.165%~1.630%、2006年が1.405%~2.005%、2007年が1.395%~1.985%、2008年が1.155%~1.895%、2009年が1.185%~1.560%と、ほとんど1%から2%以内での推移が続いていることがわかる。これを見る限りにおいて、2010年度の長期金利の想定(平均値)を2.0%と置くのは妥当であろう。ただし、いつか国債需給への懸念などの理由で、長期金利が2%を大きく越えて上昇するのではないかといったリスクシナリオが伴っていることも確かではある。
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by nihonkokusai | 2009-12-21 09:43 | 国債 | Comments(0)
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