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「2009年9月末現在の国債保有者別残高」

 12月17日に日銀が発表した2009年7~9月資金循環勘定速報によると、家計の金融資産は2009年6月末(速報値)の1441兆3391億円から、2009年9月末は1439兆円4837億円と1兆8554円億円減少した。

 この家計の金融資産のうち、株式は2009年6月末の66兆1274億円から9月末は64兆6113億円と1.5兆円程度減少し、投資信託については2009年6月末の49兆9437億円から、51兆6846億円と1.7兆円の増加となっていた。また定期性預金については2009年6月末の460兆6797億円から、463兆0405億円と2.4兆円程度の増加となった。

 2009年6月末の日経平均は9958.44円、そして9月末は10133.23円と小幅ながら上昇した。しかし、日経平均は総じて1万円近辺で低迷していたことで、個人投資家はポジションを引き上げた結果、株式資産はやや減少したとみられる。9月末時点での現預金は747兆2178億円、保険準備金は217兆8337億円、年金準備金は176兆0909億円。

 この資金循環勘定速報をもとに 2009年9月末現在日本における国債所有別内訳を算出してみた。

 国債の残高そのものは、2009年6月末比4兆9792億円増の680兆7821億円となった。海外投資家のシェアは、5.8%と6月末の6.1%からやや減少し、金額ベースでは1兆9234億円の減少となった。海外投資家は引き続き日本国債においてもポジション解消の動きを強めたとみられる。家計の国債全体に占めるシェアは5.2%となり、6月末の5.3%から小幅減少。

 6月に比べ全体の残高が増加したが、最大の増加額となったのは銀行など民間預金取扱機関の7兆919億円の増加。3月末から6月末にかけいったん大きくポジションを落としたが、6月末からは再びポジションを大きく積み上げている。減少で目立のは日本銀行の2兆697億円の減少、そして海外投資家の1兆9234億円の減少。

 全体に占めるシェアとしては、民間預金取扱機関が251兆9045億円で37.0%、民間の保険年金が164兆6042億円で24.2%、公的年金が79兆4409億円で11.7%、日本銀行が50兆7680億円で7.5%、海外が39兆4403億円で5.8%、家計が35兆4713億円で5.2%、投信など金融仲介機関が33兆4456億円で4.9%、財政融資資金が1兆2113億円で0.2%、その他が24兆4960億円で3.6%となった。
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by nihonkokusai | 2009-12-17 12:24 | 国債 | Comments(3)
Commented by yutakarlson at 2009-12-18 10:14 x
■家計の金融資産0.7%減 9月末、下げ止まりの兆しも―こんな裕福な国がどこにある?!

こんにちは。日銀より、家計の金融資産(9月末現在)の総計が発表されました。株式の低迷があったため、目減りしましたが、それにしても、ごくわずかです。アメリカなどは、株式が多いですから、最新の統計はみていないので分かりませんが、かなり低迷していると思います。今では、日本が最高水準にあると思います。なぜ、マスコミはこのような事実を発表せずに、日本が財政が逼迫しているかのような報道をするのか全く理解できません。全部とはいいませんが、マスコミの一部の方は、精神病を患われているのではないかと、危惧してしまいます。家計の金融資産がこれだけ充実している国は他に例をみません。政府の金融資産も相当なものです。銀行もかなりのものです。しかも、現在は銀行に大量のマネーが滞留しています。これだけ財政的に裕福な国の経済がうまくいかないということは、理解できないことです。民主党もスタンスを変えれば良いでしょうが、スタンスを変えないというのなら、長期政権は御免こうむります。詳細は、是非私のブログをご覧になってください。
Commented by 石油監査人 at 2009-12-19 21:47 x
いつも有用な情報ありがとうございます。

ブログに情報を転載させて頂きました。
今後とも宜しくお願いします。
Commented by nihonkokusai at 2009-12-21 08:52
石油監査人さん
こちらこそ、よろしくお願いいたします。
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