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「相場のテーマが国債需給からデフレへ」

 国債需給悪化を意識した10月中旬からの長期金利の上昇は、11月10日に長期金利が1.485%まで上昇に1.5%に迫ったところで反転し、1.3%も割り込んできた。今年度の税収見込みの下振れなどによる国債増発や来年度予算にともなう新規財源債への懸念は残る。しかし、政府は政権公約部分を含めての見直しも検討するなど国債発行を抑制しようとの姿勢も見えてきていることで、足元の国債需給懸念は次第に後退してきている。今年度の二次補正予算にともなう国債増発の多くは短期国債の増発で賄われるとみられ、来年度の新規財源債も44兆円以下に抑えてくる可能性もある。

 あらためて債券市場のテーマとなりそうなのが「デフレ」。政府は20日に公式にデフレを宣言したことで、市場ではデフレ認識を強める格好となった。政府のデフレ宣言を受けて日銀の金融政策にも影響を与える可能性がある。日銀が今後、金融緩和策として行なえるとすれば、時間軸に働きかけることに加え、日銀の国債買入増額観測なども出てきている。これは債券相場にとり当然ながら買い材料となりうる。

 このため、相場反発局面であまり動きがなかったとみられる大手銀行などがあらためて買い出動するようなことがあれば、中短期の金利に低下圧力が加われ、それが長期金利に波及しさらに低下傾向を示す可能性がある。12月の国債大量償還もあり、月末インデックスの長期化といった要因で超長期債にも買いが入りやすい。高値警戒感も強まりそうだが、当面の債券相場は戻りを試す展開が続きそうである。
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by nihonkokusai | 2009-11-20 10:06 | 債券市場 | Comments(0)
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