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「当面の債券市場動向予想」


  最終的な歳出総額などが明らかにならないと、必要となる国債発行額の想定も難しい。鳩山首相は赤字国債増発の容認やむなしとの発言するなど、来年度の国債発行額は今年度の国債発行額(補正後44兆円)を上回る可能性が出てきた。ただし、鳩山首相はマニフェストの実現より国債をこれ以上発行してはいけないと、国民の意思として伝えられたら公約を見送る方向もあることを示唆した。しかし、総額3兆円規模の補正予算削減もあるが、今年度の税収見積もりの下方修正分が約6兆円程度予想されるなど、いずれにしても国債増発は避けられない。

 さらに米国では企業業績が予想以上に改善を示し、事前予想を上回る経済指標の発表も相次いでいる。米国ダウは1万ドル台に乗せた半面、米10年債の利回りは5日に3.47%と9月23日以来の水準に上昇した。東京市場では日経平均は1万円台での推移となり、10年債利回りは13日に9月25日以来の1.3%台に乗せてきた。

 余剰資金を抱えた銀行などの買いが控えているとは言え、国債需給への懸念や先行きの景気動向などを意識して、投資家も積極的には買いづらい。当面の債券相場は来年度予算編成や景気や株価動向などを確認しながら、下値を模索する展開が予想される。20日の20年国債入札動向も注意したい。
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by nihonkokusai | 2009-10-16 09:49 | 債券市場 | Comments(0)
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