牛さん熊さんブログ

bullbear.exblog.jp ブログトップ

「今週から月末にかけての債券相場の予想」

 今年は今月21日から23日までが連休となり、その前の土日を合わせると5連休となることで、ゴールデンウイークならぬシルバーウイークと呼ばれている。9月は国債の償還月であり大量の国債の償還と利払いは24日に行なわれ、同時に約7.8兆円もの国債が発行される。

 この大量の国債償還に伴う投資家の買いなどを背景に、債券先物は9月2日にかけて上昇基調となり139円60銭まで上昇した。現物債も5年債が9月3日と4日に0.580%まで利回りが低下し、10年債は1日につけた1.285%が利回りとしてはボトムとなり、その後の利回りは上昇基調となった。

 現物債は5年の0.6%割れ、10年の1.3%割れでは、それぞれ高値警戒感もあったが、売り方も慎重となっていた。しかし、先週末にかけての米債の反落などもあり、現物債には利益確定売りが特に長い期間の債券主体に入るとともに、債券先物は、これまで買いポジションを積み上げていたとみられるCTAといった海外投資家の調整売りが入ったとみられる。

 9月は銀行などの中間決算期末でもあり、ここにきて期末を意識しての長期債などを中心に利益確定売り動きが入っていたが、間決算期末を意識しての動きは、今週あたりがピークとなりそうである。

 さらに今週は10日に債券先物9月限の最終売買日もあり。ここにきての債券相場はかなり波乱含みの様相ともなっている。債券先物は9月2日につけた139円60銭を高値に調整局面となり、7日には138円68銭まで売られ、直近高値からはすでに1円近い下げとなっている。

 7日の債券先物9月限の建て玉は4日に比べて1兆円近く減少したが、12月限は5千億円程度の増加に止まるなど、ロールオーバーに加えて、ポジションの調整もかなり進んでいる。このため、債券先物のポジション調整の動きは9日あたりまでとなりそうである。このため、中間決算期末や債券先物の9月限の売買最終日に伴う債券相場の調整は、今週あたりがピークとなる可能性がある。

 14日以降は銀行が今度は決算を控えて動きにくくなる中、あらためて海外投資家が先物に新規ポジションを建ててくる可能性もある。債券相場は参加者が限られた中にあって、波乱含みの展開も予想される。ただし、シルバーウイーク後は徐々に落ち着きも取り戻し、月末にかけては投資家の押し目買いなども入り、底堅い動きとなりそうである。
[PR]
by nihonkokusai | 2009-09-08 09:50 | 債券市場 | Comments(0)
line

「債券ディーリングルーム」ブログ版


by nihonkokusai
line
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31