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「6月の鉱工業生産速報値」

 本日、経済産業省が発表した6月の鉱工業生産速報値は、前月比2.4%上昇の81.0となりほぼ事前の市場予測に近いものとなった。前月比では4か月連続の上昇となっていたが、前年同月比では23.4%の低下となった。

 生産の上昇に寄与した業種は、電子部品・デバイス工業、鉄鋼業、化学工業(除.医薬品)等であり、品目別にみると、モス型半導体集積回路(ロジック)の次ぎに普通乗用車が上昇に寄与している。ここにきての生産の回復には電子デバイス・自動車・そして化学製品の回復が引き続き大きく影響していることが伺える。

 6月の出荷は、前月比3.5%の上昇と4か月連続の上昇となり全業種でプラスとなった。在庫指数は前月比1.0%の低下と6か月連続の低下となった。また、在庫率指数は9.8%低下と大幅に低下し、過去最大の改善幅を記録した。

 製造工業生産予測調査では、7月は前月比1.6%の上昇、8月は同3.3%の上昇となり引き続き上昇基調が継続すると予測している。7月の上昇は輸送機械工業、鉄鋼業、一般機械工業等により、8月の上昇は一般機械工業、鉄鋼業、電子部品・デバイス工業等によるものとしている。

 経済産業省は、生産の動向についての基調判断を、前回の「持ち直しの動きが見られる」から今回は「持ち直しの動きで推移」と微妙に修正しながらも据え置いた。
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by nihonkokusai | 2009-07-30 10:22 | 景気物価動向 | Comments(0)
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