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「環混中単(かんこんちゅうたん)」

 日本企業が現在、意識すべきことは何であろうかと考えてみた。ここは4文字言葉を使ってみたいと思い、ひらめいたのが「環混量安」という4文字。

 「環」とは環境である。オバマ米大統領の提唱する「グリーン・ディール」政策など、世界的に環境を意識した政策が取られ、環境問題が大きくクローズアップされて入ることは周知りの通り。日米欧では二酸化炭素の排出量の少ない発電所の輸出を促すことで合意したと16日の日経新聞も伝えている。企業にとり環境問題をいかに業績に取り込めるかが重視されよう。

 「混」とはハイブリッドなどを示す。トヨタがマツダにハイブリッド基幹装置を供給との大きな記事があったが、トヨタのプリウスやホンダのインサイトの売れ行きを見ても今後の自動車産業にとっては、環境を意識したハイブリッドカーが牽引役になることは間違いない。また混合をコラボと見れば、うまく組み合わせた企業コラボ商品がヒットすることも多く、異種間での混合も思わぬケミストリーを生み出す可能性がある。

 「中」とは、まず中国である。高成長を続ける中国やインドなど新興市場にいかに入り込めるのかが、重要である。その中国などでは「中」流階級の層が広がりを見せており、それに適応した製品の投入が求められる。その点、品質において信頼感の高い日本製品へのニーズがさらに高まることも考えられる。

 「単」とはより複雑なものから単純なものが求められるということである。たとえば、ネットワークパソコンの売れ行きが好調だが、これは機能を絞り込み、すでに生活必需品のひとつとなりつつあるパソコンにも価格革命を起こしたものである。パソコンはある意味マルチ機能を持っていたことで、常に高機能が求められていた。しかし、すでに安価なチップでも動画再生にも適応するようになっており、必要機能を有した安価にパソコンへのニーズは強くそれをうまく取り込んだ。機能を絞り込んで、より低価格ながら質のしっかりしたものを量でカバーすることも必要になる。これは新興国向け製品にも対応できる。
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by nihonkokusai | 2009-07-16 10:33 | 景気物価動向 | Comments(0)
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