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「企業金融支援特別オペを12月まで延長」

 日銀の金融政策決定会合が終了。全員一致で政策金利の据え置きを決定した。さらにCP買入れ、社債買入れ、そして企業金融支援特別オペを12月まで延長することも全員一致で決定した。また、ドル資金供給オペの2月1日までの延長を正式に決定。補完当座預金制度を1月15日まで延長することも決定した。

 オペの頻度を月2回実施に戻すなど減らすことや、資金供給額を無制限ではなく上限を限定すること、また金利そのものを引き上げるといった修正は今回加えられず、「状況が改善すれば打ち切る」といった出口を意識したような明確なメッセージは打ち出されなかった。

 また、前回の企業金融支援特別オペの期間延長が2009年3月末から9月末と6か月間であったことで、今回も6か月の延長との見方もあったが、今回は12月末までと3か月の延長に止めた。

 展望レポートの中間レビューでは、2009年度GDPを4月時点のマイナス3.1%からマイナス3.4%に下方修正し、2010年度GDPもプラス1.2%からプラス1.0%に下方修正した。また、CPIについては2009年度を4月時点のマイナス1.5%からマイナス1.3%に上方修正し、2010年度についてはマイナス1.0%と横ばいに。

 また会合後に発表された公表文では、「わが国の景気は下げ止まっている」として6月の「わが国の景気は、大幅に悪化したあと、下げ止まりつつある」から上方修正された。上方修正は3か月連続となり、引き続き日銀の想定した景気の動きとなっていることを示した。

 景気の先行きについては、「内外の在庫調整が進捗したもとで、最終需要の動向に大きく依存する。2010年度までの中心的な見通しとしては、中長期的な成長期待が大きく変化しない中、本年度後半以降、海外経済や国際金融資本市場の回復に加え、金融システム面での対策や財政・金融政策の効果もあって、わが国経済は持ち直していく姿が想定される」として、ほぼ前回の内容と一致した。
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by nihonkokusai | 2009-07-15 14:12 | 日銀 | Comments(0)
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