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「消費者の支出行動の特徴点」

 6日に発表された日銀の「さくらレポート」に、消費者の支出行動の特徴点に関する記載があった。題して「部分的・選択的節約志向、事前リサーチ志向」だそうである。

具体的には、下記行動が、各地域で指摘されているとか。

部分的節約志向(消費の基本的行動パターンは変えず、頻度の抑制や部分的にダウングレードする)

選択的節約志向(自らこだわりがある商品・サービスへの支出は可能な限り維持しつつ、その他の商品等への支出は徹底的に節約する)

徹底した事前リサーチ(購入に先立つ事前リサーチ<例えば商品・店舗間比較>を入念に行う)

 所得そのものの減少に加え、雇用情勢の悪化により、個人も財布の紐はしっかり締め無駄を排除している姿勢が伺え、メリハリをつけた消費を行なっている。三番目の徹底した事前リサーチについて、具体例として「インターネット等で予め事前調査を綿密に行い、目当ての商品をより安く購入することを重視している」とあったように価格コムなどを利用して、家電商品などはより安く購入しようとしている姿勢が伺える。

 インターネットを利用しての、こういった事前リサーチは、かなり一般的になってきているのではなかろうか。情報はうまく使えば節約となり、無駄をなくすことができる。

 この個人の無駄の省き方は、是非、政府でも応用していただきたい。もちろん無駄を省く努力はすでにしっかり行なっているとは思うが、日本の財政の先行きもかなり危機的な状況にあるため、さらなる努力も必要と考える。個人の行動を財政に置き換えれば、下記のようなことになろうか。

 国の財政の基本的行動パターンは変えずとも、頻度の抑制や部分的なダウングレードを行い、国民が必要としている商品・サービスへの支出は可能な限り維持しつつ、その他の商品等への支出は徹底的に節約する。そして、購入に先立つ事前リサーチを入念に行うこと。
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by nihonkokusai | 2009-07-07 10:03 | 景気物価動向 | Comments(0)
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