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「膠着感強まる株式市場は急騰の前兆か」

 ここにきて日本の株式市場は1万円という大きな節目を前に膠着感が漂う展開が続いている。米国株式市場も同様に膠着相場となっていることによる影響もある。膠着相場はその後、大きな変動を伴うことが多い。今回の場合には、上か下かどちらに動くのか。

 日本の株式市場は動かなくなってはいるが、上値が重いというより底堅さに違和感を感じている人も多いのではないか。輸出や生産の回復などから政府や日銀は、景気の現状判断の上方修正をしている。ただし、雇用の悪化などによる個人消費などへの懸念から、日銀では内需を中心にリスクが大きい点も指摘している。

 米国では5月の雇用統計を受けて利上げ観測が強まったといわれるが、確かに中短期の金利が跳ね上がったとはいえ、本気でFRBの利上げを予測している市場参加者は少なかろう。つまり、市場参加者による今後の景気認識は強気よりも弱気の方が多いことは容易に想像できる。

 相場は美人投票であり、他の人の多くが弱気と見ればそちらに投票する必要がある。しかし、相場参加者の予想の方向性が似通っていた場合には、相場は反対方向に行く場合が多いことも経験上言える。

 株式市場ではどちらかといえば全体としてはショート・ポジションが多く積み上がっている可能性があり、それがむしろ相場を下支えしていた部分もあろう。

 移動平均線などからのテクニカル上も、きっかけ次第で日経平均は上に跳ね上がる可能性を強めている。今回の株式市場の膠着相場は、その後の急反落を予想してのものかと思っていたが、いずれ大きな下げがあるにせよ、その前に株価は大きく跳ね上がる可能性を見ておく必要がありそうである。
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by nihonkokusai | 2009-06-10 10:20 | 投資 | Comments(0)
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