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「債券先物への買戻し」

 本日4日の午前中の債券先物への買戻しの動きは、ずいぶん派手なものとなっていた。特に10時15分あたりの買いは3千億円を超す出来高を伴っての買いとなっていた。前日3日の債券先物6月限の建て玉は5千億円近く減少していたが、3日の債券先物はあまり派手な動きは見えず、限月間スプレッド取引を利用してのロールオーバー主体の動きではなかったかと思われる。

 ところが、今日の債券先物の動きは、何かしらのきっかけで一気に買い戻しを入れた格好となっていた。ロールオーバーに伴っての動きというより、ヘッジ売りの買戻しの動きともみられた。

 現物債をみてみると、2日の入札もやや低調で相対的にも上値が重くなっていた10年国債に買いが入った。この10年債を中心に国内投資家からそこそこまとまった買いが入ったことが、前場先物の買戻しのきっかけになった可能性もある。海外のCTAなどの買戻しの動きもあったとみられるが、国内投資家さんによる先物買戻しの可能性もありそう。

 米国の長期金利も4%が見えてきたことで、ここは長短金利差からみてもそろそろ良いところともなり、米国債も押し目買いが入ってきていたことや、日本の長期金利の1.5%乗せとなったことで、投資家は10年主体に買うタイミングを見計らっていたと思われる。

 現物10年301回は3日に一時1.550%まで利回りが上昇していたが、本日は引けにかけて1.505%と1.5%近くまで買い進まれた。この10年に買いが入ったことで、地合が一気に好転してきたように思われる。来週11日の債券先物6月限の最終売買日を控え、先物にはポジション調整の動きも入りやすくなっていた。5月末近くの債券先物の建て玉の大幅増加には、CTAなどの海外投資家とともに銀行さんなど国内勢による売りヘッジが入っていた可能性があった。懸念された10年入札も終了し、明日の米雇用統計などを前にして、本日、買戻しの動きを強めてきた可能性がある。
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by nihonkokusai | 2009-06-04 16:50 | 債券市場 | Comments(0)
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