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「今週の債券相場」

 先週末の米債券市場では、買戻しなどから10年債利回りは前日比0.15%の低下の3.46%と大幅続伸となったが、今週も米国長期金利の動向に注意が必要となりそうである。先週の米債は住宅ローン担保証券(MBS)に絡んだ売りにより、長期債中心に予想外に急激な下げとなっていたことで、この売りが落ち着けばいったん戻りを試してくることが予想される。

 ただし、先行きの米国債の需給への懸念は残り、米景気の回復期待が強まるようだと、再度米国債への売り圧力が強まることも考えられる。このため、本日6月1日に発表される5月米ISM製造業景況指数の動向などにも注目したい。GMの破産法申請による影響は限定的と思われる。

 日本の4月の鉱工業生産速報値は前月比プラス5.2%となるなど、4月から6月にかけての景気回復への期待が強まっている。これを反映して日経平均株価は9500円近辺で底堅い動きとなっており、米株式市場などの動向次第では、日経平均は近いうちに1万円の大台を試しに来ることも考えられる。

 今週の債券先物は、米国債や日経平均株価の動向などを見ながらの展開が予想される。ただし、債券先物6月限の建て玉は先物オプション絡みの建て玉もあわせ7.5兆円近くに膨らんでおり、海外ファンドや国内投資家などによる大口のヘッジ売りも入っているとみられる。これにより、状況次第では先物主体に波乱含みの展開となることもありうる。7月からの国債増発を控えて、の10年国債入札動向にも注意が必要となりそうである。
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by nihonkokusai | 2009-06-01 10:12 | 債券市場 | Comments(0)
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