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「株の下落とブログ」

 20日の米国市場では、再び金融不安の再燃から金融株主体に大幅な下落となった。これには、バンカメの決算内容がきっかけと言われるが、どうも変な噂も含めていくつかの要因も重なったとみられる。

 バンク・オブ・アメリカが昨日発表した1~3月期決算はメリルリンチの買収などを背景に、利益が前年同期から2倍以上増加し市場予想を上回った。しかし、クレジット損失の引当金は133.8億ドルと前四半期の85.4億ドルから大きく拡大し、純貸倒損失は69.4億ドルと前年同期の27.2億ドルから拡大し、不良資産も3倍以上増加したことを受けて、金融機関の先行き業績については不透明感強いとの見方も強まり、バンカメ株は24%もの下げとなった。

 さらに、ゴールドマンサックスがレポートで、シティグループの信用損失は引き続き急ピッチで増えていると指摘したことや、JPモルガン証券が信用危機に絡む銀行の損失が今後4千億ドル拡大する見通しで、一部金融機関は追加資本増強が必要との見方を示したことも金融株の下落要因とされた。

 それに加えて妙な噂なども出ていたことも指摘されている。ターナー・ラジオ・ネットワークブログで、ストレステストを受けた19行中16行が厳密には破たんしていると書かれていたそうである。このブログでは、厳密には破たんしている16行のうち、キャッシュフローが途切れたり、不良債権の状況が一段と悪化したりした場合に持ちこたえることができる銀行は1行もない、といった書き込みもあったとか(ロイター)。

ターナー・ラジオ・ネットワークブログ http://turnerradionetwork.blogspot.com/

 ちなみに、このブログはタイム・ワーナー傘下のターナー・ブロードキャスティング・システムとは直接の関係はないそうだが、それでも、一部報道機関が書き込み内容を報じたことなどで、これも金融株の下げ要因となった。米財務省のウィリアムズ報道官も、わざわざこれについて、根拠はない。財務省はまだ結果を入手していない、と述べたとか。

 市場に影響を与えるようなターナー・ラジオ・ネットワークというブログの書き手はいったい誰なのか。風説の流布にもなりかねない書き込みの理由は何なのか。この書き込みの意図も知りたいところである。
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by nihonkokusai | 2009-04-21 09:04 | 債券市場 | Comments(0)
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